〜構想力と論理力を強化する〜
内容
ロジカルシンキング、戦略的視点の基本のフレームをご提供した上で、自己の業務を取り巻く市場(顧客)、競合の3〜5年後の変化を予想して、中期的に取り組む課題を設定することで構想力を鍛えるプログラムです。2泊3日。定員6名〜7名。 マネジャーかマネジャー候補の中堅社員が対象。ねらい
リーダーシップとして重要なビジョン設定の基本スキル(中期課題設定力)を強化する。(1)課題発掘形成力の強化
自分を取り巻く環境(市場・競合・自社の経営資源)を分析し、今後の動向を予想し、2〜3年先のありたい姿を描き、そのために何をするのか明確にします。
(2)グループでの影響力強化
・上記を行う上で、課題の必要性を他者に客観的に/論理的に説得できる力量を強化します。
・他者の課題形成を援助・強化できる影響力(論理性、パッション等)を醸成します。
特長
(1)ロジカルシンキング、構想力、戦略的視点などリーダーにとって必要なスキルが学べます(事前学習含む)。(2)上記スキルを実際の中期的な業務課題について適用し、実践的な論理力・洞察力・構想力(仮説設定力)・戦略課題策定力が身につきます。
(3)上記で策定された中期課題は職場で即実行できる実践性、効果性の高い課題です。
(4)リーダーとして必要なヒューマンスキル(コミュニケーション力、決断力、パッション、良い影響力)を磨くことができます。
(5)少人数(6名〜7名)の定員なのできめ細かく講師からフィードバック、アドバイスを受けることができます。
プログラム例(2泊3日)
内容初日 | ・ロジカルシンキングと構想力の基本 学習 ・各参加者の現状の課題共有化 ・各参加者が自職場での中期課題設定〜個人ワーク〜 |
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2日目 | ・中期課題の発表〜グループセッション〜 ・リーダーに必要な影響力(含むプレゼン力) 学習 ・グループセッションアドバイスをもとに中期課題の練り上げ〜個人ワーク〜 |
3日目 | ・中期課題発表〜グループセッションの続き〜、新たな行動のこころみ。 |
中期課題設定力強化研修 参加者の声(感想)
〇 What、Why, Howで課題をまとめるのはたいへん役に立つ。不明な点を事実ベースで明確化していくことで頭の中の霧が晴れるようだった。モヤモヤが整理されてすっきり。〇 仕事を始めて以来こんなに考えたたことはなかった。まさしく「脳から汗をかく研修」だ。
わが事業は5年後どうなったらいいんだろうと本質的なことを考え続けると、日常惰性で考えている脳が回転して「ギリッギリッ」と錆を落として回っていくのを感じた。。
〇 問題点を説明するのに、数値やグラフを用いることで第3者(特に初めて説明する相手)に対して説得力が増し伝えやすくなることを実感した。
〇1〜2ランク上の立場でミッションを考え事業を俯瞰してみると、今まで見えなかった問題や課題が見てくる経験であり視野が広がった。
〇 他部署の方と真剣な討議をすることで同僚の仕事の中身や困っていることが「見える化」できアドバイスや情報提供が出来た。
〇 机上での研修だけででなく、実際に自分の仕事に応用し講師からアドバイス(顧客の顧客が求めている事の仮説化)してもらったので顧客に新たな提案ができる。感謝です。
〇自分は頭の中だけで考えて行動する癖があったが、ロジカルシンキングの手法に基づき、困っていることやお客様の状況など事実を当てはめると多くの気づき、発見があった。
〇 自分の悩みとして相談した「部下にどのように仕事を任せるのか」は講師の説明と資料がとても役立った。具体的にやって欲しいことを示し、まずは相手の反応(どういう進め方をするか、どの程度時間を要するか)を確認するのは納得がいった。早速やってみる。
〇 今の部署に赴任して1か月だが、事前のヒアリングや調査をすることで営業所の状況が分かった。今回の中期課題を部下とともに進めていきたい。
〇 対比分析は役立った。他エリアの実績トップの職場の営業所の方法を調べて対比する事で当営業所がやれていなかったことが明確になった。
〇 自分の考える目標や施策は「あれこれ総花的だ」と講師からフィードバックされ、思い切って絞ったら本当に重要なことが見えてきた。