Newライフアドベンチャーセミナー 内容その2

個人ワークについて説明します。

セミナーに来る前から悩みがあった方やエクササイズをやっていくうちに自分について気づき自分をもっと見つめたい、自分を変えたいと思う方が手を上げます。
テーマは何でもOK。性格・痛み・悩みや将来で心配なこと、対人関係(家族・友人)のモヤモヤ、仕事のこと、気になる夢など。
お話を伺う中でゲシュタルト療法/再決断療法、サイコドラマなどのアプローチが使われます。これらは下記が特徴です。
「今ここで」.自分の気持ちや身体の感覚や周囲の人などの環境にコンタクトする。

私が忘れられないのが30歳台で恩師岡野先生にやってもらったワーク。
主訴は職場内で上司層との関係が反発するか萎縮するかでうまくいかない。父親との関係が元になっているのは頭ではわかりますが、どうしようもない。

幼少時に父に殴られた場面を再現します。
従来は逃げるか反発するかのパターンでしが、「今回はお父さんに懐に飛び込むことを実験してみましょう」との提案。えーっと思ったが、まあやってみようとスタート。恩師が父親役になってくれます。
幼児期に戻って父親役の恩師が怒った演技をします。私も幼児に戻って感情を出します。怒っている父は怖いので逃げようとしますが、恩師が「懐へ飛び込んで」と小声でささやきます。

思い切って飛び込みました。父親役の恩師は私を振りほどこうとしますが、夢中で必死でしがみつきます。
「怖いのいやや、お父ちゃん怒らんというて、いつもにやさしいやんか」と言います。私も涙、恩師も涙。
しばらく抱き合っています。父の気持ちが分かった気がしました。事業がうまくいかなくてつらい、子供も可愛いが、わかって欲しい。

不思議な感覚でした。その後私は人間関係で変わった気がします。苦手な上の人とも話せるようになりました。嫌なこと、きついことを言われても体が反応しなくなりました。「一緒にやっていける」という感覚です。

個人ワークはそれぞれ違います。他の人が行うのを見ても自分事のように感情が揺れたりすっきり感があります。ただ体験が一番。ぜひワークショップで体験して新しい自分を発見しませんか?

Newライフアドベンチャーセミナーの内容 その1

Newライフアドベンチャーセミナーは通常3日間か2日間で宿泊形式で行われます。
内容は毎回参加者のご要望で変わって行きますが、大きくは全員で行うエクササイズとゲシュタルト療法/再決断療法などによる個人ワークに分かれます。
白板に理論を書く講義は一切ありません。自分についての気づきや生き方を変えていくのは知識よりも圧倒的に経験から来る体感が重要という経験に基づいてします。

エクササイズは楽しく体を動かし童心に帰りリフレッシュするものと体から自分に気づくものなど100種類以上あります。
例えば、単純に会場部屋の中を普通に歩くだけのエクサイズでも、他の人と比べると普段の自分が早いのか遅いのかに気づきます。その後早く歩いたりゆっくり歩いたり、気持ちや体感がどう変わるのか、見えるものや五感で感じるものがどう変わるのかじっくり味わうだけでも気づきがあります。

エクササイズはイエスノー、エアキャッチボール、押し合い、他人の靴を履く、人間と鏡、ダイアード、目隠し探検など他者との関わりについて気づくものものがあります。
自分は積極的に関わる方か、正面から要望を伝えないで少しずつ小出しにする方か、不思議なことに単純なエクササイズで自分の癖に気づきます。何が正解かはありません。それぞれの持ち味として相互尊重します。日常生活も同じパターンで窮屈に感じていれば変えていけばいい、それだけです。
このセミナーは強制はありません。非日常のエクサイズの中で気づいたら変えていけばいい、自分で決めていって良いというのが基本スタンスです。

*写真は押し合い(自分も遠慮せず力を出しつつ、相手にも力を出してもらう人間関係エクササイズ)

Newライフアドベンチャーセミナーと私

 このセミナーとの初めての出会いは30数年前。私は大手企業に入りましたが、上司や先輩とうまくいきませんでした。新人だから仕事ができないのは当たり前。でも注意されると萎縮したり反対に頭にきたりで反抗的な態度をとっていました。
上司の勧めもあり交流分析(TA)のセミナーに出て原因がわかりました。厳しかった父、優しいところもあったけど急に怒り出すことのあった父の面影を上司の顔に張り付けていたことがわかりました。「よし、これで人間関係が変わるぞ」と思ったけど、やはり変われない。叱られたり罵声を浴びせられると体が硬くなったりお腹が熱くなったりで素直になれない。
さらに心理のワークショップを進められ伊豆高原の山荘に行きました。そこは講義なしの体験学習。室内で体を動かした自然豊かな野山を歩いたり。
途中で個人ワークというのがありました。
人間関係がうまくいかない、感情が激しくて困るという先輩方が自分の問題をファシリテーターに伝えます。約1時間、感情を激しく出してワークを終えた人が仏様のような笑顔になるのを見て自分もやってみようと思いました。
そして、長い間抱えていた父への恨み、怒り、そして寂しさなどを一挙に出しました。
終わると身体が変わる不思議な感覚でした。みんないい人、分かり合える、一緒に生きている感覚になりました。職場で私は変わりました。叱られても体が反応しなくなりました。
その後、会社の教育担当になりライフアドベンチャーセミナーアシスタントで参加するようになりました。
そして、今から11年前、その時のファシリテーター岡野嘉宏先生がセミナー中に倒れ大好きだった沖縄の地で帰らぬ人になりました。
その後、こんないいセミナーをなくすのはもったいないと思い、9年前から年に数回、仲間とともにNewライフアドベンチャーセミナーを開催しています。全国で開催し20数回になりました。
私の本業は企業でのリーダーシップトレーニングや組織開発ですが、このセミナーは特別なものです。人間関係が苦手、自信がない、落ち込むなど言っていた多くの人が2日3日たって変わっていき笑顔で帰られるのを見るのが何よりの喜びです。

次回開催は11/23(金)〜25(日) 詳細はこちら

*写真は2016年北海道旭川でのNewライフアドベンチャーセミナー。

Newライフアドベンチャーセミナー経緯

 Newライフアドベンチャーセミナーとは自然に恵まれた環境の中で、身体を使ったエクササイズや様々な人との交流を深めます。自由で暖かい雰囲気の中で自分を見つめ、自分に気づき自然と新たな自分へ変わっていく楽しいワークショップです。
元々はアメリカのミュリエル・ジェイムズさんが「気づき」のセミナーとして開始。彼女は交流分析(TA)の始祖エリック・バーン博士の直弟子です。交流分析では人は小さい時にこうやって生きていこうという人生脚本を作りそれに従い生きていくと考えています。例えば長男長女なので親に迷惑かけないようにやりたいことを我慢するとか、親が厳しいのでミスをしないように静かに目立たないようにするとか。小さい子供の時の決断としては正解だったかもしれませんが、大人になってもその脚本通りに生きていくには窮屈になります。そして新たな生き方を模索するわけですが、この「気づきのセミナー」は自然に恵まれた環境の中で今までやったことのない行動を楽しくやります。例えば他人の目を気にして普段大人しい方が大きな声を出すとか、音楽に合わせて踊るとか、他人にNOと言えない方がNoを言うとか、理屈ではなく身体を通じて脚本を変えていきます。
日本では故岡野嘉宏先生(社会産業教育研究所所長)が1979年よりライフアドベンチャーセミナーとして広げられました(89回実施)
11年前にご逝去されたのでその後を有志でNewライフアドベンチャーセミナーとして継続しています(20回実施)
(写真は屋外で行う「目隠し体験」)

Newライフアドベンチャーセミナーとは

どんなことをやるの?との問い合わせがありますので、これからシリーズでご紹介しますね。
一言で言うと体験型心理セミナーで「自分の強みを見つけ、言いたいことが言えるようになる」ようなセミナーです。

白板を使っての講義や資料を配っての説明はありません。すべてが体験で気づいていきます。

セミナーのねらいは
1. 非日常の体験の中で、自分を知りリフレッシュしていただきます。
2. 他の参加者も含めた、他人とのより良い関係づくりを体験します。
3. 新たな生き方、目標を探り、新たな生き方の試みを行います。

場所は自然豊かな温泉地で行います。
関東(神奈川)がメインですが、沖縄、北海道、山形で今まで行ってきました。

参加される方は、16歳から76歳までの男女、職業も主婦・学生・経営者・管理者・会社員(製薬・IT・商社・物流・製造)・公務員・自営・販売・教員・講師・看護師・無職・弁護士・コンサルタントなどいろいろ。
合宿でお互い語り合うことにより「10年来の親友」(参加者談)のようになります。