国際社会人剣道クラブの10月例会は中央区で約30名の2部制で行われました。
前半は久しぶりに模擬審査。八段受講者は元警視庁師範の先生二人を含む八段の先生の前で立ち合いを行います。
立ち合いの後、厳しくもありがたいご指導をいただきます。
私個人は「右半身になる点と打突の前の動作」と「呼吸とともに腰を使って面を打つ研究」、「2.3本いいところがあったけどさらに磨くこと」のご指導をいただきました。
W範士からは全員に「面ばかりで、出小手や胴など“後の先”がない。待つのではなく先を仕掛けて、我慢し引き出すこと。打突は当てているだけでは審査員の心は動かない。バシッと“冴え”(間と機会の合う瞬間に相手のスキを手の打ちを使って絶妙・迅速に打つ)のある技を出すこと。それには普段下の段の方と稽古をする時に磨くこと」というご指導をいただきました。
後半は8人の八段の先生がもとに立っての指導稽古。短時間ですが、4人の先生にかかれて、一杯小手や面を打たれ、「そうかこう打つのか」と学びになりました。
模擬審査稽古と言い、実際の指導稽古と言い、「値千金の時間」という実感でした。
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