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<7月15日 トップクラス講師によるトラウマケア>

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この3連休は仙台にて日本ゲシュタルト療法学会の10周年大会。テーマは「トラウマケアに果たすゲシュタルト療法の役割」
基調講演のタリア博士の他、日本を代表するトラウマ治療の専門家4人が次々と講演やワークショップを行っていただきました。
私はあまり知見は無かったのですが、皆さんに共通するトラウマケアのポイントは
1. 安心安全な場を徹底して提供する
2. クライエントとセラピストの信頼関係をベースにする
3. ケアの方法は大別すると二つあって
眼球運動とタッピング、安全な場でのゆっくりとした再体験。

ゲシュタルト療法とトラウマケアの関係は津田氏の講演が参考になりました。氏は最近注目を浴びているポリヴェール理論とFパールズの原典との対比を行ない分かりやすく説明いただきました。パールズは「トラウマは偽物」と断定しているが、それはヴェトナム戦争や性被害女性たちの心身トラウマの実態を知らないからであり、深刻なトラウマ症状(凍り付き状態など)にはゲシュタルト療法ではなく、ポリヴェーガル理論などにのっとった近年のトラウマケアが有効。治療の結果、ある程度トラウマが軽くなった人には自律的で創造的な人生を送るためにはゲシュタルト療法が効果的とのことで、ずいぶん頭が整理されました。
まだまだ入口段階の知識ですが、学ぶことが増えるとうれしいですね。

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2019年07月15日 19:23に投稿されたエントリーのページです。

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