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<6月1日 身体と気持ちに気づき、相手との心の距離を縮める>

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 土曜日は2019年第1回TA研究部会で江夏亮先生(日本ゲシュタルト療法学会スーパーバイザー、江夏心の健康相談室代表)にご登壇いただきました。
 テーマは「ゲシュタルト療法?人と人の関係を深くする?」ゲシュタルト療法の基本的な知識はご披露いただけますが、何よりも江夏先生が日々カウンセリングをされている中で大事にされていることをご披露いただきます。
江夏先生がおっしゃるには、大事なのはセラピストご自身の身体感覚に気づいていること。例えば次のように説明されます。
「カウンセリング中にクライアントさんが淡々とお話されるのを聴いてているうちに自分の胸が苦しくなった。言葉や表情には出さないがきっとクライアントさんの気持ちはきっと胸が痛むほど苦しいんだろうなと感じる。その時にクライアントさんに対して、『お話を伺いながら私も胸がキューと苦しくなったんですが、すごくお辛いんだと思います』と伝える。すると心がつながりやすくなるように感じます」
 気持ちと身体感覚は表裏一体であり、セラピストが自分自身の身体感覚に敏感になっているとクライアントさんの気持ちにも敏感になるそうです。
基本理論あの後は気づきの実習。立ったり歩いたり体を動かしながら、内面の気づきをパートナーに伝える実習は興味深いものでした。
 その後はカウンセリング実習。最初の4分間は黙って相手のお困りごとを伺う。次の4分間はカウンセラー役として相手のお話を伺いながら自分の身体に起きることに集中する。私の経験では相手が最初腰が痛いと言われると背中が固く重くなり、「パーと明るくなった」と聞くと屋外の祝賀会で鳩が空に放たれるようなイメージがして、気分も体も軽くなる。その体験と感覚をカウンセリング実習後相手に伝えます。お相手は嬉しそうに聞いておられました。そして役割交代。
 この実習を体験してわかったのは江夏先生がゲシュタルト療法の個人ワークで時々ご自分に起きた身体感覚・気持ちを短かく伝えられる意味がわかりました。クライアントにとっては、カウンセラーが自分に起きた身体感覚・気持ちを短く伝えてくれると「わかってくれているんだ」という共感してもらった安心感、そしてはっきりはわかっていなかった自分の気持ちが明確になりよりすっきりします。いいことを教えてもらいました。

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2019年06月01日 19:05に投稿されたエントリーのページです。

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