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<11月10日 共同体感覚のアドラー心理学>

第5回のTA研究部会はアドラー心理学の岩井俊憲先生(ヒューマンギルド代表取締役)。本の出版60数冊、年間の研修もNo1とまさしくアドラー心理学の第一人者です。

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アドラーはフロイトの弟子ですが、TAの始祖エリック・バーンが師事しただけあって、勇気づけ(⇒ストローク)、ライフスタイル(⇒人生脚本)など非常になじみやすい理論を提唱されています。
岩井先生は4年ぶりのご登壇ですが、今回「共同体感覚」を強調されてました。
講座の最初に、隣り合わせた方3人とインタビュー、「今まで一番うれしかったことは?」「ご自分の自慢は?」などとその人の人間的魅力が浮き出るような質問をする。
あっという間に和やかな雰囲気になります。
これが共同体感覚だそうです。自分はこの人たちに受け入れられている、自分はこの仲間たちといて良いという感覚。組織開発/チームビルディングの概念と同じですね。
アドラーはオーストリアのユダヤ人。ナチスの侵攻があって米国に逃れたそうです。そこで祖国が統合されたのを知り、人も地域も国もそして宇宙も一体となった理想の世界を描いたそうです。人だけでなく、動物も植物も無生物も一体となる。そして過去だけでなく未来も含めた一体感。東洋思想のようですね。

岩井先生は企業研修の講師もされていますが、最近は働き方改革の一環で「この共同体感覚」に目的・目標という概念を入れて説明されているそうです。これは私も納得。お互いの存在を認めあえる共同体感覚はベースですが、企業が利益を出したり生産性を上げるにはクールな目的・目標感覚の議論が必要ですね。

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2018年11月11日 10:43に投稿されたエントリーのページです。

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