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<10月4日 感情と身体にコンタクトする>

百武正嗣氏講師による組織開発コンサルタント対象のゲシュタルト療法勉強会(大槻貴志氏主催)二日目。午前中は「コンタクトの意味がもう一つわからない」との参加者の要望があり、コンタクトを感じる実習。

4人一組になる。一人が話し手で一人がファシリテーター。話し手が3分間仕事で気になることを話題にし、ファシリテーターがコンタクトする。オブザーバー二人はファシリテーターがどうコンタクトしたかを観察する。これは面白い!

最初は話し手が仕事の状況を説明するが、ここは冷静で何も起きない。
話が進みそのうち、「仕事は順調、だけど実はこういうところ(人間関係や仕事の段取り、営業)がある」という話になるとかすかに表情が変わり、手が動く。すかさずそこでファシリテーターが「今何が起きていますか」と聞くとさらに話は深まり、話し手が気づく。まさに話し手が自分の内部領域に踏み込みコンタクトした瞬間だ。

コンタクトはゲシュタルト療法の中核的な理論で「有機体(人間)が五感を使って環境に接触した瞬間で、気づきはコンタクトがなされた一瞬一瞬に起きる」と説明される。

私の実感では人の心は表面と内面に大きく分かれていて(「5層一核」理論)、今の仕事の説明(何
人、仕事の種類)では表面の役割の層であり、話していて安全だが、何も起きない。
これが内面に触れると葛藤が起き迷いがあったりするので感情が揺れる。話し手が自分の内面にコンタクトした瞬間だ。
これを「そうですか」と受容しているとさらっと話は終わってしまい気づきは起きないが、ファシリテーターが非言語(表情、声のトーン、ジェスチャ―の変化)に気づき(これもコンタクト)「こういうことが起きてますが、気づいていますか」と質問すると話し手が自分の感覚を明確に知覚し「あー、そんなんです、私そこに困っているんだー」と気づきに繋がっていく。

話し手の非言語に現れる微妙な感覚や感情に焦点をあてるのがファシリテーターのコンタクト促進機能だなあとよくわかりました。

*主催者・講師の了解のもと、書いています。
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2018年10月05日 12:48に投稿されたエントリーのページです。

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